Malfunction

不具合が無いのに故障コードが出た理由とは?(アルト)

今回は納車前点検でコンピューター(ダイアグ)診断をしました。今回使用する診断機はデンソーのDST-i

こちらはハンディースキャンで日常業務で使用するのに便利な機種です。こちらで紹介していきます。こちらの商品はトヨタ系ディラーでも使用されてる商品です。

ダイアグ診断の話になると専門的で長い説明になるので興味のある方はこちらを参照て下さい。自動車の自己診断機能

作業工程

  1. 診断機を車輌に接続する。(車種によりカプラー箇所が異なる)今回のスズキは運転席左足元
  2. イグニションをONにする
  3. 診断機の電源をONにする(車輌より電源供給される)

 opening

  • 次にAボタンを押しスタンダードソフトを選択する
  • 次に車名、車両型式、エンジン型式、その他情報を入力

input

  • 全ての入力が完了したらAボタンでダイアグ表示選択をする(今回はALLダイアグを選択)

ODB

何もコード検出されなければ0が表示されます。エラーコードは赤の数字で表示されます。過去の表字もされます。

今回は電動パワステ系統にエラー出てますので詳細を表示

c1122

エラーコード C1122 エンジン回転速度入力系統異常。。

出力されたデータを保存しておきます。

Storage

エラーコード元に調べていきます。

C11240

 

コードの内容からエンジン停止されていれば表示され、エンジン始動で消灯すれば正常だということです。以上結果よりこの車両は正常と判断します。

診断が終わればコードの消去もお忘れなく!

まとめ

今回は「不具合が無いのに故障コードが出た理由とは?」を紹介しました。結論から言えばコードを拾ったから故障!とはならないことです。

検出コードの意味を調べれば故障かそうでないかの判断が出来るということです。安価な診断機もありますがあまり役に立たない機種もあるので注意して下さい。

余談になりますがこの診断機はワコーズからも販売されていて購入の特典でワーコーズクラブの1年利用特典があります。

今回もご覧いただきありがとうございました。

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