突然ですが中古車店の店頭にならんでる車って綺麗だと思いまません!?あたかも新車の輝きのような、、、中古車や新車でさえも何もしないで置いておくと見るも悲惨な状態に!そこで店のスッタフの力量発揮!洗車ワックスまでは普通ですよね。この先はプロの仕事です。マシーンを使って一皮剥きって感じですかねっ。
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磨くとこのように鏡面に仕上がります!
今回は車のボディー磨きに必用な3つのアイテムを紹介します。ズバリ以下の3点です。
- ポリッシャー
- バブ
- コンパウンド
この3点の組み合わせで色々な磨き方に対応します。
ポリッシャー
これはボディー磨きをする為の機械でオービルサンダーです。塗装表面を削る機能があります。種類はかなりありますが使用してる基本的な物を紹介します。

シングルアクション
単純に回転をするポリッシャーで基本のタイプとなります。
研磨能力としては高く、洗車傷のひどい塗装面や荒れている塗装面に適したポリッシャーです。
トルクの高い業務用は同じ場所を磨き続けるとコンパウンドが塗装に焼きの心配があります。
シングルアクションポリッシャーはコンパクトツールがオススメできるかと思います。
○ポイント
傷をガッツリ取りたい時は頼りになる。
反面、塗装にダメージを及ぼす場合もある。
ダブルアクション
回転運動に加えて同時に上下運動(振動)を加え、2つの運動を融合させることによって単純な回転運動ではなく複合回転運動をします。
このためバフ目がつきにくくそこそこの仕上がります。
塗装面の切削能力としてはシングルアクションポリッシャーに劣りますが、素人の私には削りすぎや焼きつきをあまり心配しなくてよい。
種類には電動式、エア式がありますがエア式の場合はエアコンプレッサーが必要。
電動式の特性としてはエアタイプに比べると駆動トルクが強く、力を入れて研磨しても回転の落ち込みが少なくコントロールしやすいのが特徴。
中でもコンパクトツールのダブルアクションポリッシャーはオススメ!
○ポイント
1回のバブ掛けで仕上げる事が可能な為、時間短縮ができ塗装へのダメージも少なめ
ギアアクション
単純な一方向回転のシングルアクションと振動偏芯回転のダブルアクションの中間的な存在で、シングルアクションの研磨性能を持ちつつも振動偏芯回転によって磨き目を拡散させバフ目を認識させにくくするポリッシャー。
作業効率を考えると、シングルでポリッシュした後の磨き目をダブルで拡散させる作業を行っているような場合には、作業工程の短縮が可能。
ダブルアクションとはまた違った軌跡(磨き目)ですが目立ちにくく、更に仕上がり視認性は良好です。
○ポイント
濃色系の車輌で通称(バフ目、オーロラマーク)が出やすい車輌に威力を発揮する。
バフ
バフはポリッシャーに装着して使用する塗装面に直接当たる部分で大きく2つの種類があります。
ウール

文字通りウールを使用したバフでバフの中では最も研磨力があります。
※初心者は使用に注意
ウレタン

ウレタン(スポンジ)で形成されたバフです。この中に種類分けがあります。
○中目
ウレタンバフの中では最も粗目のバフでウールバフを使用するほどで無い場合の初期研磨等に適しています。
○細目
程よい硬さと弾力性を持つため、無理に力をかけることなく適度な研磨力があり中間研磨用。
○極細目
中間研磨から淡色車の仕上げ用。
○超微粒子目
濃色車で黒系カラーの仕上げに適しています。シングルポリッシャーでの研磨はもちろん、ギアアクションポリッシャーやダブルアクションポリッシャーでの仕上げ研磨、コーティングやワックスの塗り込み作業用。
コンパウンド

コンパウンドの種類は4つあります。用途により使い分けます。
○細目
コンパウンドでは比較的粗い部類に属します。粗い中目のコンパウンドもありますが粗い分だけ磨き傷が入るので使用する場合は注意が必要。
○極細目
中間研磨用。
○超微粒子目
仕上げ用。
○濃色用超微粒子目
濃色車仕上用。
まとめ
今回は「新車の輝きを取り戻すために必用な3つの作業アイテムとは?」を紹介しました。この組み合わせにより色々な車種、塗装面に対応します。組み合わせ方は経験値より身につきます。「これだ!」という正解が無いのも一つの魅力です。せっかく綺麗に磨いた車ですのでその輝きを保持する為にもコーティングをお忘れなく。磨きのプロに車を預けて戻ってきた時にあなたは感動が止まらないことでしょう!
今回もご覧いただきありがとうございました。
