今回はパッソの車検整備でオイル交換とオイルフィルター(オイルエレメント)交換をしたので紹介します。
一般的なタイプは下記のスピンオン形と呼ばれる一体の物が主流です。
今回紹介するタイプはエレメント交換式(リプレースタイプ)と呼ばれるタイプです。
今後増えると予測されます。
作業手順(下向搭載車)
※エレメントを外す前にオイルを抜いておくこと
オイルフィルターの取り外し方
- センターボルトを外し、専用プラグを外れない位置までねじ込んでオイルを排出
- 専用プラグを外してOリングを取り外す
- 65パイカップレンチでカップをを外し残留オイルを排出する
- カップ本体からエレメントを外しOリングを外す
※パーツクリーナーでカップ内部を洗浄する
カップ本体にOリング大と小がありますので新品に交換して下さい。
オイルフィルターの取り付け方
- キャップの清掃:本体、ネジ部、大Oリング溝部、フランジ、小Oリング溝部
- 大Oリングにオイルを塗布しねじれのないように溝に装着する(Oリングを引張て装着しないこと)
- キャップ本体に新品のエレメントを装着する
- エンジン側の清掃:エレメントシール部、ネジ部、大Oリング当たり面、フランジ部
- 再度、Oリングの外周にエンジンオイルを塗布し、キャップを借り締め後、65パイカップレンチで25Nmにて締め付け
- エンジンオイルを小Oリングに塗布し、ずれ、ねじれが無いように小Oリング溝部に取り付ける
- センターボルトを12.5Nmにて締め付ける
- オイル注入後、3分間以上運転し、オイル漏れの無い事を確認できたら終了です
今回の☆彡
作業難易度 ☆
コストパフォーマンス ☆
まとめ
いかがでしたか?今回はオイルフィルター交換がひと手間必用な2つの理由とは?を紹介しました。
結論から言えばフィルターの分解、清掃が必用な為です。一体型は簡単で良いのですが環境面から
見るとNGです。最終的には分解して廃棄しないといけないのです。
今回の紹介したタイプのフィルターは現在で言うとエコ(環境対策)になるのでしょうね。今回もご覧いただき
ありがとうございました。
アマゾンアソシエイト
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